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2026年1月
  • かかとが急に痛む原因と対策を知る

    医療

    ある日突然、かかとが歩くと痛み出す。そんな経験はありませんか。特に朝起きて最初の一歩や、長時間座った後に立ち上がった時など、急にズキッと痛む場合、それは足底筋膜炎かもしれません。足底筋膜炎は、足の裏にある足底筋膜という腱組織に炎症が起きることで発症します。この足底筋膜は、かかとから足の指の付け根まで伸びており、足のアーチを支える重要な役割を担っています。繰り返し衝撃が加わることや、使いすぎ、合わない靴の使用などが原因で、この足底筋膜に小さな傷がつき、炎症を引き起こしてしまうのです。特に、急に運動量を増やしたり、立ち仕事が多かったりする人に多く見られます。また、扁平足やハイアーチなどの足の形状もリスクを高める要因となります。肥満や加齢も足への負担を増やし、発症のリスクを高めることが知られています。痛みを感じ始めたら、まずは安静にすることが大切です。無理に動き続けると、炎症が悪化し、痛みが慢性化してしまう恐れがあります。痛む部位を冷やすことも有効です。アイシングは炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できます。一回のアイシングは15分程度を目安にし、直接肌に氷が当たらないようにタオルなどで包んでください。かかとが歩くと急に痛む場合、足底筋膜炎の可能性が高く、その痛みを和らげるためには日頃からのケアが非常に重要です。特に有効なのが、足底筋膜やふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチです。例えば、アキレス腱を伸ばすストレッチは、足底筋膜の柔軟性を高め、負担を軽減する効果があります。壁に手をついて片足を後ろに引き、かかとを床につけたままふくらはぎを伸ばす運動を試してみてください。また、足の指でタオルをたぐり寄せるタオルギャザーも、足裏の筋肉を鍛え、アーチをサポートするのに役立ちます。これらのストレッチは、痛みを感じない範囲で、毎日継続して行うことが大切です。さらに、靴選びも非常に重要です。クッション性があり、足のアーチをしっかりサポートしてくれる靴を選びましょう。かかとに負担がかかりにくいよう、ヒールの低いものや、衝撃吸収材が内蔵されたスニーカーなどがおすすめです。古い靴や底がすり減った靴は、衝撃吸収力が低下しているため、新しいものに買い替えることを検討してください。